1957-11-13 第27回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
ワク内とかワク外というものは、余剰農産物買付はどうせこれからのものは三十三米穀年度に関するものだと思うのです。そうすると、ワク内、ワク外という農林大臣の答弁と、河野企画庁長官の答弁は、いずれもでたらめな答弁であったと大蔵省は見ておられるのでありますか、この点を一つお尋ねします。
ワク内とかワク外というものは、余剰農産物買付はどうせこれからのものは三十三米穀年度に関するものだと思うのです。そうすると、ワク内、ワク外という農林大臣の答弁と、河野企画庁長官の答弁は、いずれもでたらめな答弁であったと大蔵省は見ておられるのでありますか、この点を一つお尋ねします。
さきの通産大臣、さきの経審長官それから河野農林大臣等々が余剰農産物買付の問題で審議をいたしました折に、ともに約束されたことでございます。その当時、もう今はなくなられました重光さんも御同席で、四大臣が一致して、これはけっこうなことだから大いに促進するんだと言われたことでございます。
飼料需給安定法の予算は今度の余剰農産物買付の予算と全然別個のもので、やはり今まで通り需給の調整のために必要な場合は、それだけの予算を使って買っていいのかどうなのですか。どういうふうになっているのですか。
○田中(稔)委員 きょうの日本経済を見ますと、最近アメリカの方から話がありました余剰農産物買付の交渉を政府が断わることに内定しているということですが、これは御存じのごとくアメリカから余剰農産物を日本に入れて、その代金の円を積み立てておいて、その円資金をアメリカが利用して東南アジアに対するいろいろな援助物資を日本で調進する、こういう三角関係経済でありますが、このことについての経緯をお伺いしたい。
第二点は米国の余剰農産物買付から参りまするところの、通産大臣、経企長官、農林大臣、外務大臣とのお約束の件で、ございます。口をそろえてなるほどけっこうなことだから、至急実施に移すというお話でございます。内容は、こう申し上げれば、長官はすでに御承知のことと存じますが、わが国の繊維産業、特に綿業界は、アメリカからほとんど大部分の原材料を買い付けているわけでございます。
だからすでに農林大臣がアメリカと交渉を行われたときには、これを余剰農産物買付契約からくるところの分であると発表されておるのでございます。もちろんそれは一七・五万俵全部ではございませんけれども、すでに買いの方は手がつけられているにもかかわりませず、売りの方についてはまだそのことが端緒についていないということになりますると、これは手おくれに相なるだろうと思うわけでございます。
もっと言えば、ほんとうはこの際あなたが他の商品に対しておやりになるように、すぐにわれわれは余剰農産物買付その他約束されているところの原材料、これを買い控えするというところへ持っていくのが当然の帰結だと思うのですが、これについてあなたはどうお考えでございますか。
無理に余剰農産物買付契約という特別契約を結んででも、なお日本に綿を売ろうとしている。河野農林大臣がアメリカに渡られたら、とたんに向うで、ぜひどうぞこの余剰農産物買ってちょうだいいうて買わされてきた。そのことはよく御存じなんです。
○岡田宗司君 この、米の相場についてですが、大体まあ南方の米と同じくらいの相場だということになったといたしまして、ここにある千五百万ドルですかで米を買うとすると、大体十万トンくらいになると思うのですが、政府のこの余剰農産物買付によるアメリカ米の輸入は十万トンですか。
次にアメリカの余剰農産物買付から来るところの三角貿易と申しましょうか、これの交渉の結果、一体どのような見通しがございますのか、まず承わりたいと思います。
一つには、本予算の編成に当りまして、一つの基礎的な条件になる防衛分担金削減の折衝の問題が手間取ったこと、あるいはまたアメリカの余剰農産物買付の交渉がひま取ったこと、さらにはまた民主党が選挙の際におかれまして、非常に大衆向けの、しかも実際には不可能な公約をたくさんされましたために、予算の編成において党内においても議論が沸騰して、なかなか決定ができなかったというようなこともその理由であると申しておりますが
さてついでに対米関係につきまして、高碕長官、お帰りのようでありますから、高碕長官にお伺いいたしたいのは、米国の余剰農産物買付交渉の最近の状況であります。
○福田(昌)委員 その条件と申しますのは、MSA協定の五百五十条による余剰農産物買付の際のいろいろ贈与借款の場合の条件と大体類似の条件でございますか。
それは余剰農産物に関する買付協定であり、その後引続いて行われました余剰農産物買付協定は総額八千五百万ドルとなつているのであります。
○横路委員 外務大臣にお尋ねしますが、そうすると今の日米共同立言の中にある余剰農産物買付に関する協定、この点については政府としては具体的な交渉段階に入りたいというのですか、それとも全然いまだ何ら関知していないというのですか、その点もう一度明らかにしていただきたいのであります。
一億ドルの余剰農産物買付交渉の妥結いたしましたことは、日本農業にとつていかなる影響をうえるでありましようか。ドル貿易に片寄つている日本の輸入がその跛行性をますます深めることと相なり、ポンド圏ないしはオープン勘定地域への輸出を妨げる点は第一に指摘されなければなりますまい。
これはどうですか、たとえば「ブラツク世界銀行総裁から受取つた晝間の返事は首相渡米の際にでも出すことになろうが、愛知用水のための借款は有望だし、またインパクト・ローンも期待できると考えている、但し優先順位についてはまだきめていない、世銀借款に伴つて旧資金の追加投費が必要になるが、一九五五米会計年度から支出される余剰農産物買付資金の見返円資金の一部をこれに振向けるよう米当局と交渉するのも一つの考え方だし
さらにこの補正予算の内容となつておりまする余剰農産物買付に関しまする実体につきましての内容につきましても、この際省略いたします。 ただ私はこの際きわめて重要なる点を指摘いたしまして、わが党の能度を明らかにせんとするものであります。
○戸叶委員 将来もこういういうふうな経済措置に関する協定の内容と同じようなものが望まれるとお思いになりますか、もしもそれと同じようなものが望まれなかつた場合には、余剰農産物買付協定だけ残るわけだと思うのですが、その点はどういうことになりますか。
これらの問題のほか秘密保護に関する問題、中共貿易制限に関する問題、軍事顧問団に関する問題等更に余剰農産物買付協定、円貨の使途協定、投資の保証協定等についても十分これを質したいのでありますが、時間の関係上、全部これらの質疑は委員会に譲ることといたしたいのであります。
併しその全体が何であるかは、今般の余剰農産物買付協定、又苦肉の策である経済的措置に関する協定等によつて、もはやその実体は明らかとなつた。我々は当初から真の経済自立は社会主義計画経済を実施し、援助より貿易、紐付きよりは自立を趣旨とすることを主張し、政府の欺瞞と安易な受入れに反対して警告を発して参つたのであります。
従つて私はあらためてここで伺いますが、この中に余剰農産物買付に関するところの小麦は計画に入れているかいないかということも当然これははつきり出て来るわけです。